12月のはじめ、前の会社、
STNetで大変お世話になった
元社長が亡くなられました。
男メシのビジネスパーソンと
しての人生を大きく変えた
元社長です。
亡くなられたと連絡を頂いた
時は信じられませんでした。
STNetでは、怖い存在で、誤解
をされている方も多いと思い
ますので、本当はどんなに素晴
らしい方であったか!
と知って頂きたいと思い、ここに
記します。
男メシが確か37歳、STNetの
首都圏営業部長の時に社長
に就任されました。
元通産官僚で、男メシは、
全体を俯瞰して見ることの
重要性を元社長から教わり
ました。
今、男メシが、若いメンバーに
「俯瞰」してと偉そうなことを
言っていますが、最初は、その
重要性が全く分かっていません
でした。
男メシが、個人向け
光インターネット「ピカラ」の
責任者となり、目の前の
営業状況に加え、事業全体、
協業しているCATV局も含め、
四国全体を、俯瞰して見る
重要性をやっと感じられる
ようになったと思います。
その、ピカラの責任者に就任
したのが、39歳の時、2月中旬
でした。
2月に入ったある日、突然、
元社長から電話が入り、
「明日東京に行くから夜の
予定空けておいてくれ」と。
今までこのようなことが何度か
ありましたが、こういった時って
決まって人事の話です。
開口一番、
「首都圏とピカラの部長を
兼務してくれ
ピカラを将来、会社の基盤
になる事業に育ててくれ」
最初、何を言われているのか?
分かりませんでしたが、それから
東京↔高松の飛行機通勤が
始まりました。
男メシは、元社長に、本当に
よく𠮟られました。
本気で叱られました。
そして、叱られた日、必ず
フォローの「飲み」がありました。
叱られた日、残業していると、
決まって元社長から電話が
入り、
「飲みに来い!
お前が遅くまで仕事をして
いるとみんな帰れないだろう」
と。
二人飲みです。
この飲みで多くのことを学び
ました。
よく覚えているのは、12/28、
仕事納めの日です。
前の会社では、年明けから、
翌年度の事業計画のトップ
レクが始まります。
その前に主だった課題と対策
を元社長に報告するために
12/28朝一番に社長室へ
信頼していた元部下と三人で
報告に入りました。
最初は、
「仕事納めの日まで、みんな
ご苦労様だね」
って優しい言葉をかけてくれた
のですが、男メシ達の説明を
聞くに連れ、顔色が変わって
いくのが分かりました。
覚悟はしていました。
年内に実施すると元社長に
報告していた施策ができて
いなかったのですから。
「てめぇ!なんでやってねんだ!」
社長室はいつもオープンでした
ので、男メシが怒鳴られたのは、
同じフロアーのみんなに聞こえた
はずです。
そして、その晩も年末最後の
「飲み」でした。
飲みで、元社長から、
「お前の部門は、本当によく
やっている。ただ、ピカラは、
将来会社の基盤になる事業
なんだ。それができるメンバー
を集めた。お前達を叱れるの
は俺しかいない。
お前を叱ることで、会社全体
にカツを入れたいんだ」と
今でもよく覚えています。
男メシと一緒に叱られた同僚
は今では素晴らしい管理者に
育っています。
今でもその二人と飲むと、
その話になります。
ビジネスパーソンを育成するのは、
本当に難しいです。
ただ、一つ言えるのは、元社長
から男メシが与えられたような
「場」、土壇場、正念場が必要
なんだと思います。
その社長に男メシが転職したい
もっと挑戦したいと伝えた時、
「お前の思うようにしろ!
そう(転職)言ってくる日が
来ると思っていた。
お前には次のフィールドが
必要なんだろうな。」と。
もう何も言えませんでした。
こんな素晴らしい経営者の下
で働けたこと、本当にありがたく
感謝の言葉しかありません。
男メシも、元社長のように
どんなことを言われても、自分の
信念を信じ貫き、そして、人財
を育成できるビジネスパーソンに
ならなくては!
と思っています。
本当に本当にありがとうござい
ました。
安らかにお眠り下さい。