しわ寄せは中小企業などの下請けに、そして地方に
またまた、非常に気になるデータが
日経に掲載されていました。
商流の川上、川中、川下における
価格の上昇状況です。
アメリカは、昨年10月時点で川上の
価格が前年同月比9%上昇しました。
それに伴い、最終需要価格も8%上昇
しており、原材料価格の上昇が適切に
価格に転嫁されています。
それに対し、日本は、川上で38%も
上がっているのに、最終需要は、5%
しか上がっていません。。。
お客さまへの料金、価格を上げると、
お客さまが買ってくれない。
売上が減る!
という思いが我々には強くあります。
原材料が上がってもお客さまへの料金
を据え置けば、そのしわ寄せは、中小
企業等の下請け企業にきます。
そして、中小企業は、大都市より地方
に多い現状から、このままでは今以上
に地方が疲弊してきます。
今回の経産省の価格転嫁、交渉に後ろ
向きな企業の実名公表がどこまで効果
が上がるのか?注視します。
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