伊方杜氏!の歴史を見てきました。日本酒好きにはたまらない。
四国の最西端の町、伊方町には昔、
多くの杜氏がいました。
伊方杜氏と呼ばれていました。
酒蔵の責任者「杜氏」、そして、杜氏
の配下の職人「蔵人」合わせて、大正
時代、最盛期には、伊方には九百人も
いたようです。
それが酒蔵、酒造所の減少、酒造りの
機械化等により、減少し、今では
伊方町には杜氏は一人もいないよう
です。
なぜ、伊方町に多くの杜氏がいたのか?
伊方町の最大の特徴、佐田岬半島は
平野が少なく農業には不向きでした。
農業収入だけでは苦しく、昔から
出稼ぎが盛んでした。
お米を収穫した後、酒作りが始まる
ことを考えると、農閑期の出稼ぎには
杜氏という職業は最適であったと考え
られます。
写真の赤い点が伊方杜氏が活躍した
地域ですが、海を渡って朝鮮半島まで
行っていたんですね。
そんな伊方杜氏資料館が伊方町生涯
学習センターにあります。
先日の伊方町デジタル推進会議前に
ジックリと伊方杜氏の歴史を見て
きました。
日本酒好きの男メシとしては、大変
興味深く、見応えがありました。
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