富山県高岡市の銅製モスコミュールカップ
富山県のお取引先さまから頂きました。
日本一の鋳物生産地である富山県高岡
市の織田幸銅器さんの銅製のモスコ
ミュールカップです。
紅色の銅に白銀色の錫を上塗りした
紅白ペアのカップです。
調べてみると高岡市は、1611年
(慶長16年)に加賀藩主前田利長が
町の繁栄を図るために、7人の鋳物師
を呼び寄せたことから始まったよう
です。
歴史ある産業です。
以前、同じ高岡市の能作さんの錫の
お猪口を買いました。
お酒の雑味を少なくする錫です。
そして、今回は銅です。
銅は、熱伝導率が高く、冷たい飲み物
を注ぐと直ぐにその飲み物と同じ温度
まで下がます。
冷たさが持続します。
早速、ハイボールを頂きましたが、
直ぐにキンキンに冷えました。
触ると痛いほどに冷えました。
若い頃、アルコールのことを色々と
教えてくれたマスターからモスコ
ミュールは、銅製のマグで飲むものと
教わりました。
色々な説があるようですが、マスター
曰く、ウォッカのスミノフが銅製マグ
のメーカーと組んで、
モスコミュールは、銅マグ!
として広めたようです。
思い出しました。
| 固定リンク
「道具」カテゴリの記事
- 間伐材のコースターに施された工夫(2019.03.03)
- 九谷焼のお猪口(2019.02.15)
- 内釜の注意事項(2019.02.08)
- 重宝しています、ヘチマのタワシ(2019.01.07)
- 宮内庁御用達のお箸屋さん(2018.12.25)