昔、てんぷら屋の屋内営業は禁止されていた
今、「へっつい飯」という本を読んでいます。
「へっつい」というのは「お釜」のことです。
この本は、一膳飯屋「塩梅屋(あんばいや)」で、怪談噺と料理を
組み合わせた納涼会をひらくことになって、それぞれの怪談話には
どんな料理が合うかというのを、色々な登場人物の人生をからめながら紹介
しています。
その本の中に
「油を熱して、衣をつけた魚や青物を揚げる天麩羅は、火事を
起こしかねない危険な料理である。
商う天麩羅屋の多くは屋外の屋台営業であった」
という文章があります。
そこで少し調べてみましたが、何と、てんぷらが屋台で売られるようになった
理由として、あの老中 田沼意次が屋内での、てんぷらの調理・営業を
禁止した。という説がありました。
田沼意次は、火災被害にはとくに強い危機意識を持っていたようで、
その対策の一つだったんでしょう。
今日はちょっと博学男メシでしたね。
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コメント
なるほど、確かに、江戸は超住宅過密地で火事がおこると甚大な被害が出ますものね。今の世の中でも天ぷら油からの出火は火事原因の上位にランクするほどですから、当時は、なおさら注意が必要だったでしょうね。
さすが男メシさん、食べ物から歴史までジャンルが幅広いですね。
そういえば、アイ・エッチ・クッキングヒーターなら、天ぷらも上手に安全に揚げられるんでしょうか?
投稿: トッティ | 2010年10月11日 (月) 22時56分
トッティさんへ
IHクッキングヒーターには温度調整ができます
ので、天ぷらも安全にできます。
よね!艦長!
投稿: 男メシ | 2010年10月12日 (火) 08時21分
さすが男メシさん。
そのとおりです。
最近の機種では人感知センサーがついてるのがありまして、天ぷら中にアイHの前を離れて一定の時間が過ぎると自動的にスイッチが切れるタイプもあります。
それと安全性はもちろんなんですが食材に合わせた温度調整が簡単にできるので揚げ物が美味しくできあがる事も大事なポイントですね。
あとJャイアンさんがよくやるのはカツアゲです!
投稿: 艦長 | 2010年10月12日 (火) 14時34分