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2010年9月 9日 (木)

備前焼

先日、倉敷の実家に帰った時に美観地区に行きました。
岡山県一の観光地ですので、岡山県のお土産が所狭しと売られていました。
その中に備前焼もありました。

備前焼は、岡山県備前市周辺で焼かれている焼き物で、備前市の中でも、
伊部地区で盛んなことから「伊部焼(いんべやき)」とも言われています。
新幹線で岡山から大阪方面に向かっていると、岡山駅を出て数分したら、
煉瓦造りの四角い煙突が見えると思います。
これは備前焼の窯の煙突です。

私の実家がお茶問屋でしたので、備前焼の窯元ともお付き合いがあり、
昔よく両親に連れて行かれたのを覚えています。

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備前焼は上薬は使わず、絵付もせず、土の形を整え、ただ焼くだけで、焼く時
の窯の中の状態によって模様ができます。
ということで、全く同じ模様の備前焼は、一つもないのです。
また、備前焼は使い込むほどに味が出ると言われていて、派手さはないですが、
飽きがこない「男らしい」焼き物です。
男メシにピッタリです。

備前焼のお皿、花瓶、一輪挿しと色々ありますが、私のお薦めは、
なんと言っても備前焼のビアマグです。
私も持っています!
今年の夏も猛暑の中で大活躍でした。

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備前焼のビアマグだと、ビールの泡も細かく、クリーミーで、なおかつ泡も
中々消えません。
ビールの泡は、ビールの風味、味を保持する大切な役割を担っています。

それではなぜ、備前焼のビアマグだとビールが美味しいのか?という事に
ついては、少し長くなりますので、次回にご紹介したいと思います。

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